平家物語の朗読を何度も聴いています。猫間というくだりで、木曾義仲が猫間中納言に「ぶえんの平茸」を出すのですが、どうも「ぶえん」が漢字で思い浮かびません。調べた所、「無塩」のことで「塩漬けされていない新鮮な魚」=「無塩」
今では「無塩」を「むえん」と唐音で読むので、漢音の「ぶえん」はピンとこなかったのでしょう。
「無塩の平茸」を猫間中納言に無理強いする義仲は物知らずの田舎者として描かれていますが、なかなかチャーミングです。腹黒い頼朝より人間的で素敵だと思います。戦場に最強の女性、巴御前を伴って行くのも時代の常識にとらわれないというか型破りですね。

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